ギリシャ国境近くのブトリントを目指しましたが、手前15キロくらいで断念してホテルに入りました。
最初はガタガタ道で、30キロくらいしか出せず、つぎはハイウェイがあったのでしばらく走れました。
しかし、ブトリント近くの100キロほどは山道、登り降りの勾配が激しく、なかなか距離はでません、ただ、山の上からの眺めは、絶景でした。
今日は洗濯した後、市内を散策して、ティラナの中心スカンデルベグ広場へ行って来ました。
部屋を出た時、隣りのドアが開いて、おばあさんが二人、入って来るようにと言っている(言葉はわからないけど)。
入ると、テレビとビデオのリモコンを渡された。どうもビデオのつけ方がわからないようで、リモコンは英語表記だったので、なんとかビデオにした。が、まだ「コローネ、コローネ」と言う。もうこれ以上は分からないので、バイと言って出た。
しばらく歩いてわかった、「コローネ」と言って、花や服を指していたのとビデオが白黒だったことから、「コローネ」は「カラー」のことだ。カラーにしてほしかったんだと。
リモコン操作と言葉が分からないのとで、私の推測力が足りなかった。わかったとしてもカラーに出来たかどうかはわからないけれど。
海外の旅は、言葉が通じない分、色々な場面で今までの経験、推測力、試行錯誤を試されているようなものです。
下は、今日の昼食、サラダが200円、ビールが120円、パンが25円です。
スロベニア、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナ、モンテネグロとあまり予備知識のない国を来ましたが、中でも全く知らない国アルバニアなので、少しネットで調べてみました。
ヨーロッパ最貧国、1990年までは鎖国状態だった、ネズミ講が流行って国民の財産の3分の1が失われた、イスラム教徒が7割、ヨーロッパマフィアの拠点、美女の割合が世界一、等色々ありましたが。
アルバニアの首都ティラナに来ましたが、物価がとにかく安い、ビール🍺120円(ハイネケンだと250円になりますが)、1リットルの水40円。
下は今日明日泊まるアパート、この広い一家族用のアパートを使い放題、二日間で55ユーロ。明日は洗濯をしなければ。
下、街はこんな感じです。
昨日モンテネグロのKotorの街へ来ました。maps meを見ながら来ると、途中海の上を行くようになっていましたが、今度は驚かない。
前に橋のない川を渡るようになっていたことがあったので。渡しのフェリーに乗れということ、他の人をみ習って、チケットを買い乗りました。
ネットで誰かが言ってたけど、息をのむほどの美しさだそうです。
アドリア海の小さな入り江の奥にある要塞で囲まれた小さな街がコトルですが、この入り江、コトル湾の街全体がとても綺麗です。
上の写真の右奥がコトルですが見えない。
ここの海は青ではなく、緑色です、昨日の夜8時ころは、夕陽が岩肌にあたり、それが海に映え、海も山
もオレンジでした。
今日のお昼は、クロダイの塩焼きとポテト、ほうれん草でした、ナイフとフォークで魚を食べるのは面倒でしたが、いちおう日本人の魚の食べ方を見せておきました。(それ程でもないか^_^)
今朝クロアチアのシベニクの聖ヤコブ聖堂を見た後、 モンテネグロを目指しました。
フィンランド入国以来、初めてパスポートに入国スタンプを押してもらえた、ボスニアヘルツェゴビナとモンテネグロの。
ただし、物凄く遅い!車何十台並んでいるのに、遅遅として進まない。車はクーラーがあるからいいけど、こちらは炎天下で私もバイクもスマホもオーバーヒートしそう。
やっと自分の番になった時、この遅さがわかりました。係りの若い兄ちゃんは「日本から、バイクで、へ〜」と言った後、「seven days?」と言うので、「日本からバイクで7日で来れるわけないやろ、2monthsだ。」スタンプはすぐに押してくれたけど、
世間話しが長い、後ろに何十台も待っていることをあまり気にしないのか。混んでるんだから、事務的に速くやれと思うのはせっかちな日本人だけか。
この辺の感覚に少し違いを感じました、それほどあくせくせずに大らかに、というのがヨーロッパ的か。
後から考えるに、あの兄ちゃんの「seven days?」は、ボスニアでの滞在期間を聞いていたのかも、それなら7日どころか、2.3時間で通り過ぎるだけでしたが、それは言わないほうが結果的に良かったかな。